映像を調整する例/画面の色がうすく見える。色味がおかしい。ノイズが目立つ。物体が二重になったりぼやけるような感じがする。


(対象製品)テレビ全般
※リモコンのボタン名や設定メニュー項目名は、製品により多少異なる場合があります。

本稿は、映像を調整するときの操作例です。 液晶テレビ/有機ELテレビ レグザは、レグザ500世代以降(2008年発売)のモデルからほとんどの製品で、明るさや番組に合わせて画質を自動調整する機能(おまかせモード)がありますが、 見え方や好みはひとそれぞれ異なります。ここでは、より好みに合う画質になるよう調整する方法をご紹介します。


[1]映像調整の前に

(1)テレビはできるだけ正面からご覧ください。

液晶テレビの特性上、テレビ画面を見る方向によって色がうすく見えたり濃く見えたりすることがあります。 また、液晶パネルの種類には大きくIPS、VA、TN方式の3種類があり、方式により違いがあります。一般的に、IPSやVA方式よりもTN方式の液状パネルは視野角が狭いといわれており、 見る方向によっては色が極端にうすく見えることもあります。このため、テレビ画面は、できるだけ正面からご覧ください。

弊社製品でTN方式の液晶テレビは、19B5、19P2、19AC2、22AC2、19A1、22A1、19R9000、22R9000、22A9500、19A8000、22A8000、22AV550、19A3500があります。

(2)明るさセンサーをふさがないようにしてください。センサーの近くに物があると自動調整が正しく動作しないことがあります。

明るさセンサー付近にものを置いたり、ふさいだりしているとテレビは周囲が暗いと判定して画面の映像が暗くなります。

(3)映像メニューがどの設定になっていますか。(【おまかせ】や【標準】になっていますか)

映像メニューが不意に変更されると、映像に違和感を感じることがあります。 映像設定の映像メニューをお確かめください。映像メニューは、【おまかせ】や【標準】が標準的な設定になっていますが、ご覧になる映像シーンやお好みに合わせて選んでください。

[2]明るさや色味を調整する。

(4)映像調整(お好み調整)がどのようになっているかお確かめください。

現在ほとんどのレグザ(テレビ)は映像を自動調整する機能を持っていますが、映像の良し悪しの感じ方は人それぞれです。 レグザの映像設定メニューでは、【明るさ調整(バックライト)】や【黒レベル】、【色の濃さ】、【色あい】、さらに、 これらをバランスよく一括で調整する【ユニカラー】などお好みに合わせてよりこまかな調整ができます。 ただ、製品によって調整できる項目自体が異なり表示名も違う場合があるので、詳しくは、各製品の取扱説明書の「お好みで映像を調整する」項もご覧ください。

たとえば、

(a)色がうすい、明るすぎる(画面が白っぽい)場合は…【明るさ調整(バックライト調整)】や【黒レベル】、【色の濃さ】、(コントラスト感調整の)【ユニカラー】、【ガンマ調整】などを調整してください。
(b)色味を変更する場合は…【色あい】、(色詳細調整の)【色温度】、(コントラスト感調整の)【ユニカラー】、【ガンマ調整】などを調整してください。
(c)暗い部分がつぶれてしまっている場合は…【黒レベル】や(コントラスト感調整の)【ユニカラー】、【ガンマ調整】を調整してください。

(お知らせ)映像メニューを【おまかせ】にしているときは【ユニカラー】調整ができないなどの制限があります。 明るさ検出をオフにしていると、【明るさ調整】は【バックライト調整】になり、(明るさの)レベルごとに調整します。

ここからは映像の調整例を解説しますが、図は誇張したイメージなので実際にお手持ちの製品で映像を見ながら調整してください。

(4.1)明るさを調整する…【明るさ調整】/【バックライト】

画面全体の明るさを調整します。数値が大きいほど明るくなります。

(4.2)色味を調整する(暗部の具合や色合い、色の濃さなどを別々に調整する)…【黒レベル】、【色の濃さ】、【色あい】

【黒レベル】は黒のしまり具合を調整します。 【色の濃さ】は色の濃淡を調整し、数値が低いほど淡くなります。 反対に数値を高くすると鮮やかさが増しますが、ぎらつき感が強くなるので適宜調整してください。 【色あい】は色味を調整するもので、数値が低いほど紫が強く、数値が高いほど緑が強くなります。

(4.3)色味を調整する(色合いやコントラストをまとめて調整する)…【ユニカラー】(「映像メニュー」を「おまかせ」以外にしているときに調整できます)

【ユニカラー】は、映像のコントラスト、明るさ、色の濃さを一括で総合的に調整します。

(4.4)暗部の締まり具合を調整する…【ガンマ調整】

【ガンマ調整】では、明るい部分と暗い部分をバランスよく調整し、とくに暗い部分のなかでの輝度調整をします。 数値が大きいほど画面全体が明るくなります。

(4.5)色味を調整する、全体を青っぽくまたは、赤っぽくする…【色温度】

【色温度】は、数値が大きいほど青白っぽい感じの寒色系に、数値が小さいほど赤っぽい感じの暖色系の色味になります。 さらに、「映像メニュー」が【おまかせ】以外のときは、「Rゲイン」(赤系統の色)、「Gゲイン」(緑系統の色)、「Bゲイン」(青系統の色)ごとに調整することができます。

[2]ノイズが目立つ。物体が二重になる。ぼやけるような感じがする。

(5)映像設定の【倍速モード】や【レゾリューションプラス設定(超解像)】がどうなっていますか?

ご覧になる映像動画にもよりますが、次の 「レゾリューションプラス(超解像)」や「倍速モード(なめらか調整)」などの映像補間機能によりノイズがみられることもあり、結果的にオリジナル映像のほうがよく見える場合があります。

●【倍速モード(なめらか調整)】は、テレビ放送など動画をなしている映像コマと映像コマの間に動きを予測した補間映像コマを挿入して映像のぼけ感を抑える機能です。 製品や設定状況により異なりますが、「クリアスムーズ」>「スムーズ」>「オフ」の順で効果が強くなります。「オフ」にするとこの機能は無効になり、オリジナル(処理を施さない)映像を映します。

●【レゾリューションプラス設定】は、とくに外部入力映像を見るときで、レゾリューションプラス(超解像技術)と同等の高画質処理機能を持った機器を接続した場合に、超解像処理が重複して画面にノイズとしてあらわれることがあります。 このような場合は、テレビのレゾリューションプラス設定をオフにするか、接続機器の同等の高画質処理機能を無効にしてください。

(6)【シャープネス】や【ノイズリダクション(ダイナミックNR、MPEG NRなど)】がどうなっていますか?

【シャープネス】や【ノイズリダクション】を強くすると映像の境界部分がくっきりしますが、映像によってはノイズのようなものとして表れやすくなります(ギザギザした感じに見えることがあります)。